|  | 発 行:ひょうすぼ社 | 
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乱杭 144号(2002年6月22日)  今日は、宮崎の木花へ「メダカ」を捕りに行くはずであった。ところが、昨晩、長女と孫「亜海ちゃん」   
         
           今日の午前中、ウナギを飼っている水槽を掃除して、その後、長女と亜海ちゃんを伴って、南隣の門川町へメダカを捕りに出かけた。日差しがあって、適度な風が終始吹く最高のお日よりであった。  それで、右上写真のように右にいるメダカの成魚3匹と幼魚10数匹、それに、左の、これは今時珍しいドジョウを1匹捕ってきた。自分でドジョウを捕ったのは、何十年振りだろう。余りに昔過ぎて憶えていない。 「コッコッコッコッ、キョーン、キョーン・・・」、「今聞えたのは、ヒクイナという水鳥の声だよ。」と長女に話すと「フーン・・・。」  整然と背の低い稲の苗が植えられた、そう広くない水田のどこかに居るはずなのに、色々と角度を変えて水田を見回しても、彼の姿は、ようとして見ることができなかった。だけど、我が国の水田の周りから、「メダカ」や「ドジョウ」、「フナ」などがいなくなったのは、何時頃からだろう? 増やして、また、水田の周りの水路に返してやりたいと思う。 
         
          「メダカ」を探してあちこちと車を走らせている間、後部座席で孫が「サカナ、サカナ、サカナ、魚を食べると、アタマ、アタマ、アタマ、頭が良くなる・・・。」と、スーパーの鮮魚売り場でよく耳にする、我が国CMソング史上最高傑作のひとつと思える例の曲を歌っていた。
   
  
       
   
          
   
       
   
          
   
       
   
         
       
      
         
       
      
         
       
   
       
          
       (写真)がひょっこり我が家へやって来た。今日、明日と我が家へ滞在するという。そこで、コロリと心変わり。宮崎行きは止めた。潤ちゃん、すまん。
(写真)がひょっこり我が家へやって来た。今日、明日と我が家へ滞在するという。そこで、コロリと心変わり。宮崎行きは止めた。潤ちゃん、すまん。
          
      
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
          
   
   
 
       
   
          
   
       
          
      
          最初に覗いた、延岡市と門川町の境の田植えの終わった水田では、昼間というのに今年初めて「ヒクイナ」の声を聴いた。
          
      
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
          
   
          なんでも、彼女の通っている幼稚園では、この曲に振りが付いたダンスを踊るのだそうな。始終聞かせて、自然と覚えこませてしまうことを「刷り込み」と言うが、私自身が刷り込まれていて驚いてしまう。カツオやアジの刺身、アジやイワシの干物をよく食するが、頭が良くなった自覚はない。
 そんでもって、捕獲された彼等、彼女等はどのようになったかというと、写真の「砂場」の変態後の「池」に住んでいる。 
         
           なお、アウトドア用の折りたたみ式肘掛け椅子は、こんなメーカーのこれくらいの値段のものがいいですよ、とアドバイスをしてくれたK.K君によれば、柿の木には小型の毛虫「イラガ」がよくついて、これに刺されると火傷をしたように痛み、刺された部分がひどく腫れる、とのことである。
   
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       池の水面に緑陰を作ってくれているのは、折りたたみ椅子の左手に立つ柿の木の葉である。
池の水面に緑陰を作ってくれているのは、折りたたみ椅子の左手に立つ柿の木の葉である。
          この椅子に座って、休日の午後、偽ビール(発泡酒)を飲みながら、メダカを眺めてボンヤリ過ごす。小市民にとっての、この上ない贅沢な一時である、と思う。27年前、社会人になった頃、よもや、孫娘とメダカ捕りに興じる日が来ようとは、思いもしなかった。これも幸せだろう。でも亜海ちゃん、「メダカ、メダカ、メダカ、メダカを食べると・・・・」と歌うのは、止めて欲しい。
          
      
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
          
   
          昨年、左の二の腕がポパイのそれのようになり、ひどく痛んだのは、これであったかと合点しつつ、せっかく掴んだこの幸せをどうしようと、悩んでいる。
   
  
       
          
      
          
      
          
   
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