|  | 発 行:ひょうすぼ社 | 
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青草(佐藤理洋)の身勝手「野鳥歳時記」(21)(2003年6月22日) 0  昔、故団伊久磨氏が週刊「朝日グラフ」に連載しておられた「パイプの煙」のような題名になってきた。  前号で、静かに見守ろうと言っていたくせに、20日の昼休みにはブラブラ、城山を歩いてしまった。中小企業振興センター勤務の彼も登って来ていた。 
         
           城山北端の茂みでこの日もよく鳴いた。翌21日(土)は、職場にちょっと用事があり、昼前に顔を出したら、やはり北端の茂みで鳴いていた。 0  春先に、父の実家がある宮崎市木花の県総合運動公園内からスカウトしてきたメダカが、たくさん卵を産み、たくさんの稚魚が生まれた。  稚魚はもう、何匹いるのかカウントすることも出来なくなったので、本来の目的どおり、親を延岡市小野町の田んぼの中の土の壁で出来た水路に2段階(水路の長さは1.5kと500m)で放流した。  1陣は6月3日。田植え準備中のオジイサンが寄って来て「何事か?」と聞くので、「メダカを増やそうと思って、水路に放した。ほらこれこれ」とそのあたりにまだいたメダカを指して喋ると、「まこっちゃ!メダカか、近頃見らんごつなったもんナ・・・」とニコニコして話を聞いてくれた。 
         
           第2陣は、今日、先の放流場所よりさらに下の水路に放した。実は昨日、フラフラその田んぼを歩いていて、メダカを見つけたのだ。  6月3日に放したものとはぜんぜん違う若い群れだった。   5〜6匹の2つの群れがいて、1つは今年の春先に生まれと思われる若者の群れ。もう1つは、小学生くらいの群れだった。これを確認して安心して残りの我が家の成魚全部を放す気になった。  夏の暑い盛りに、彼らが生んだ稚魚を見に行くのが楽しみです。
   
       
          
   
   
 
       
   
          
   
       
   
          
      
         
       
      
         
       
   
       
   
          
      
          
      
         
         
         
         
          
   
       
         
       
   
   
 
       
   
          
   
       
   
          
      
         
       
      
         
       
   
       
   
          
      
          
      
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
          
   
       
         
       
   
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