一般社団法人「地域づくり美麻」と「美麻地域づくり会議」では地区の移住定住人口の増加に向けて令和3年度より古民家の解体と宅地を整備する事業を進めてきました。
令和5年度は長野県地域発元気づくり支援金の助成をいただき作業進めてきましたが、片付け作業中に明治から大正時代以降に美麻地区、大町地区あった商店のポスターやカレンダー(いずれもカラー刷)が多数発見されました。
大町市文化財センターに意見を聞いたところ、当時美麻地区に存在した商店のチラシや戦前日本の中国大陸進出が進められていた明治44年から大正3年までのカレンダー、新聞の付録など、いずれも当時の世相や庶民の生活を知る上で貴重な資料であるとのこと。
ポスター等は劣化の著しく進んでいる物もあるため、貴重な民俗資料を後世に引き継げるよう、市に寄贈をし、1月24日より文化財センターで管理していただくこととしました。
展示は写しとなりますが、本物は浮き出し加工(紙や織物に、模様や文字などをやや高く浮き出させること。)がされております。
当時の時代背景などを思い浮かべ想像しご覧ください。
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