*2024年3月号 [#bfd0cc61]
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**祝・美麻小中学校児童生徒数100人 [#a6cdd0cb]
&attachref(./202403p01.png,33%);  &attachref(./zidousuu suii.png,50%);
美麻小中学校の児童生徒数が平成24年以来、12年ぶりに100人の大台に乗りました。

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**お宝発見! 貴重な民俗資料を大町市に寄付しました。 [#kb3b1b60]
 美し村開拓プロジェクトで解体を進めている元の関の古民家から、明治、大正時代の商店のチラシやカレンダーなど40点以上が発見されました。いずれも当時の住民の生活を様子を伝える貴重な資料であるため、大町市に寄付をし、市文化財センター継続的に保存、管理をしていただくよう、1月24日に寄付をしました。
 発見された物の中には、当時美麻地区内にあった商店のポスターもあり、大糸タイムスさんの協力をいただき、情報を募ったところ多くの方より貴重な情報をいただくことができました。由縁のわかった商店のポスターなどは、コピーを子孫の方にお渡しさせていただくとことしました。発見されたチラシなどは、すべてデジタルデータで保存して、地域文化の継承と地域活性化に活用していく予定です。
|お店のチラシ|寄せられた情報|
|&attachref(./202403p2 03.png,33%);|小林商店: 二重湯の海地区に 90年ほど前まであった商店のチラシ。当時は湯の海だけで複数の商店があったらしい。|
|&attachref(./202403p2 02.png,33%);|北澤商店: 二重向地区にあった商店のカレンダー。情報提供者のおじいさんがよく買い物をしていたと聞いたことがあるとの情報。|
|&attachref(./202403p2 01.png,33%);|大門商店: 二重宮村地区にあった商店のチラシ。昔、水上神社入口にあった羽田商店より、以前にあった店ではないか?との情報。|
|&attachref(./202403p2 04.png,33%);|横前屋:大正2年のカレンダー。二重元の関にあった商店。家には塩専売所の看板が残っていました。家の人は、家が「よこめ」と呼ばれる理由がわかったとのこと。|
  (star)情報をお持ちの方は事務局までお寄せください。
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**移住定住交流会に参加(移住定住SA活動報告) [#t03a797b]
&attachref(./202403p2 05.png,66%);
 北アルプスユーアイ会主催の移住・定住交流会が12月10日に大町市総合福祉センターで開催され、初めて参加して来ました。
 交流会には年齢も出身地も様々な方達が集まり、初めて参加した私達も抵抗なく、溶け込むことが出来ました。なぜなら、アドバイザーの方達の進行が素晴らしく、ほとんどの参加者と交流し、お話をたくさんすることが出来たからです。大町市に来てまだ2ヶ月の方、これから移住を考えている方、もう大町市にきて何十年の方、山が好きな方、起業したい方、お店、宿をされている方、私達は主婦ですが、皆さんのお話を聞いて、良い刺激になりました。
 皆さんが「大町市は住みやすく、景色も最高です」と言っていました。美麻に住んでいる方は少なかったので、次回、参加した時には美麻の良い所をアピールしていきたいと思いました。
 美麻地区移住定住サポートアンバサダー(SA) 安松由香、早川安希子
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**大塩地区でどんど焼き [#s6495eff]
&attachref(./202403p3 01.png);
 大塩地区のどんど焼きを1月14日(日)に行いました。前日の雪も止み青空のもとで地区の方や子どもたち、山留生が大勢集まり、子どもだけでも25人も集まりました。交代で地域の方に教わりながら藁を縛りながら組み立てていき、最後にお正月のお飾りや習字、太鼓のバチなど願いを込めて縛りました。年男、年女の方に藁で点火してもらいどんど焼きのスタートです。だるまが燃えたり、転がったり、煙をはいたりした時は歓声が上がり盛り上がりました。無病息災を祈りながら餅を焼いた後はお楽しみタイム!子どもたちの大好きなマシュマロや、今年は差し入れに頂いたベーコン・ソーセージが好評で来年も食べたいとの声もありました。地区のPTAが主催で行っていますが世帯数も減り、軽トラを持つ家庭も少ない事からどんど焼きの準備が難しくなっています。地域の方の協力があってこそ行える行事なので、感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。(大塩地区PTA会長 青木 邦子)
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**旧中村家住宅で「巻き俵」行事 [#z1e25f12]
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 青具の重要文化財「旧中村家住宅」で1月6日(金)、毎年恒例の「巻き俵」行事が行われました。この行事のはじまりは、江戸中期の元禄11年(1698)に主屋を建立したときの梁(はり)材の木片を芯に毎年ワラを巻き足し、家内安全と家の繁栄を願ったものです。
 囲炉裏の煙でいぶされて茶色になった中心部のワラは300年以上前のものといいます。かつては中村家で正月の年中行事として行っていましたが、現在は建物を管理する大町市文化財センターが行事を主催しています。
 今年は、一般参加者の募集を行い、安曇野市から小学生ふたりを含むご家族3名と市内八坂から1名が参加されました。完成した巻き俵に参加者全員で各種縁起物を飾りつけ、元日に発生した能登半島地震の被災者や世界で起きている戦争や紛争の被害者の方々などに思いを寄せながら参加者家族の健康や地域と世界の平和を願いました。                  大町市文化財センター
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**山村留学生と美麻・八坂小中学生がスキー交流 [#s96fe777]
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 美麻公民館は、八坂公民館、(公財)育てる会八坂美麻学園と合同で1月14日、鹿島槍スキー場を会場に、スキー教室を開催しました。この教室は育てる会の地元貢献活動の一つで、山村留学生と地元の子どもたちがスキーを楽しく学びながら交流するものです。
 この日は、山村留学生と両公民館で募集した八坂・美麻の両小中学生の約50人が参加。育てる会と大町市の職員等を講師に、レベル別に5人程度のグループに分かれ、技術指導を受けました。好天にも恵まれ、スキーレッスンにも力が入り汗ばむほどでした。
 滑り終えた子どもたちは、ゴーグルで下半分だけ雪焼けした顔で、「山留生とも話せて楽しかった。もっとやりたい」「今日習ったことを参考にして、スキーバッジテストに絶対合格する!」と充実感いっぱいで話しました。(美麻公民館)