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更新情報  地域の関わりを追加  06:10:25 
更新情報  山村留学の歌を追加  07:11:18
* 美麻の山村留学の始まり [#n79e2a85]

 美麻の山村留学は「育てる会」の山村留学事業、[[美麻学園>http://www.sodateru.or.jp/sanson/chouki/miasa.html]]を「受け入れる形」で行っています。

 始めは多くの実施地区と同様、複式学級になったり児童生徒が減少して学習効果が上がらないことを心配した当時の行政(議会も)や教育関係者が児童生徒の数を増やすために考えました。
保護者から要望されたものではありません。

 山村留学は制度的に確立していません。システムは千差万別で、当時は「何でもかんでも山村留学」と言いました。
行政や教育委員会の動向を察知した人は、肥満児や不登校対策のために「山村留学を利用」しようとしました。だから、地域の児童生徒の保護者は不安でした。

 平成3年、教育委員会はPTAや学校の先生を含む関係者で作った「教育問題懇談会」に「育てる会の山村留学を受け入れてよいか?」と問いかけました。
数多くの山村留学の中から、すでに八坂で活動していた「育てる会」を指定し、肥満児対策や不登校対策や問題児の矯

** 美麻学園の山留生達 [#t41d0c30]

 山留生は月の半分をやまなみ荘(センター)で八坂学園と共に過ごし、残りの半分を農家(里親)で生活します。
 1年間が単位です。農家では2人(1人にはなりません)から4人位の擬似兄弟と親子の関係を創り、里親(農家といいます)を「父さん」「母さん」と呼びます。
 センター生活中は八坂にあるセンターから大塩のバス停まで約5キロを歩いて美麻小中学校に通学し、農家生活中は地域の子供と一緒ですが、育てる会は歩くことを重要視して、自分のことは自分ですることも基本にしています。
だから、修学旅行やメンドシーノ訪問の支度も自分でします。
 美麻小中学校は小中併設校で、標高952メートルの梨の木峰にあり、北アルプスを一望できる絶好の環境にあることが自慢です。&attachref(./学校と北アルプス(1)_3.JPG);
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