藤井神社 Edit


祭神は天照大霊女神 Edit

昭和12年の大火で文書記録は消失(お宮はまぬかれたのだが)したし、創立年代は判らない。
藤の産土の神がそのまま宗教法人になったから、氏子は全戸が加入して20人。

明治政府の方針(明治42年合社令)に Edit

よって水上神社に合併され、鳥居をくぐった北側(現護国神社)に本殿とは別に祀られてきた。
藤が大戦前まで二重の一部であったことは別に記してある。
昭和22年水上神社から分霊し、宗教法人として設立登記した。


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一年の神事 Edit

  • 新年祭は1月7日、御幣が頒布されるが近年は交通安全も祈願される。夜は「おんべ」だが、昔は子供だけの行事で、戦後の新生活運動でも途絶えたことがないことが自慢だったが、近年は地域の行事としておこなう。高齢者が嬉々として準備するさまは一見に値する。
  • 春の例祭は昭和12年の大火を戒めるために4月20日の記念日に鎮火祭(鎮火行事)をする。
  • 秋、9月第2土曜日、が大祭の前夜祭だが、灯篭揃え、日曜の例大祭には水上神社の神輿巡行の際に使うものと同じ幟が3本出て水上神社に合祀した歴史を現代に引き繋ぐ。幟にはちゃんと二重区と書いてある。
  • 収穫感謝祭は11月19日、昔はもち米の「もみ」を持ち寄ってもちをついたのだが、今は金銭で代用する。戦没者の慰霊と世界平和も祈願する。
  • 12月29日に大払い祭、1年間の知らずに犯した罪・穢れを払らって新年を迎える。神宮大麻や御札、斉門戸等神霊や、恵比寿・大黒・田の神様が頒布される。

年間を通じたお祭りは Edit

いたってシンプルで、お供え物をして、お参りして終わりなのだが、全祭礼とも、氏子全員がそろってお祭りし、直会する。

  • なお12月31日には昔の災難を忘れないように氏子半分が神社に「お籠もり(お宮で一晩を過ごす)」したのだが、最近は4戸づつ順繰りにして、風習だけ続けている。神社とは直接関係はないが、同じ理由で1月1日にはお酒を飲まない取り決めがある。

高地神社が今はなくなって、 Edit

王子神社にご神体が移されているが、宗教法人の清算法人に藤井神社がなっていることを知っている人は少ない。神格の関係で藤井神社が適当だったらしい。