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小都市の自立と農村の創造

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 大町市、八坂村、美麻村合併協議会は28日、講演会をぽかぽかランド美遊で開いた。地方自治に詳しい江戸川大学社会学部の鈴木輝隆教授が合併後の魅力ある地域づくりについて話した。3市村で支え合う地域づくりが必要。コミュニケーションを大切に」、と行政だけでない住民の合併を提唱した。

 地域自治組織設立準備会は26日、9度目の会合を開き、合併後の住民自治組織について議論した。

 自治組織の中で、住民の手で地域づくりを担う「地域づくり会議」の方向性について、既存の自治会を強化する形態をとるか、特色ある事業に積極的に取り組む組織を中心とした形態をとるか、両論の主張があった。

 同準備会は毎週開いている。委員からは「煮詰まっている」「堂々巡り」などの意見も出たが、ニセコ町の片山課長は「議論を積み重ねていく中から想像と現実の間で生まれてくる」と評価。鈴木教授は「議論は現実的な考えを想像力で補うもの。現実も迫っておりタイムリーにやらなければ」と助言した。

(このページは、大糸タイムス様のご理解により記事を引用させていただいています。)


Last-modified: 2017-04-17 (月) 08:20:09 (2560d)

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