今期初めての大会イベント「スノーボードクロスビギナーズキャンプ&大会」が開催されました。
初日3月8日(土)は晴天のなかビギナーズキャンプとなります。キャンパーは総勢32名。A班とB班に分かれ、2名のメインコーチとアシスタントコーチ3名からSX競技のテクニックを学びます。もちろんスノーボードクロス体験は初めての方から、なぜか自信満々の方まで。最年少は中学一年生のT,マコトくん。
最年長は静岡から来られた、なんと57歳のS.Nさん。また40歳台の中年パワー炸裂の方も数名と。様々なスノーボードキャリアを持つ面々が参加。
さて、翌日の大会もあり、コースは前日には完成。ルート5をほぼ、独占状態で全長600Mのコースは
アップダウン、左右に迂回するテクニカルなコースレイアウトだ。今回もコース設計製作は47校長が担当した。校長いわく、「ビギナー向けに危険なセクションは避けたけど、めまぐるしく次から次へと様々なセクションが待ち構え、ロールでの加速とバンクでのカービングテクニックで勝負が決まるんとちゃうか!」
今回のメインコーチは2名。なんとトリノオリンピック日本代表、YONEXプロライダーの千村格コーチ。
それにナショナルチームスタンバイ、VOLKLプロライダーの飯島耕二郎コーチと豪華すぎる顔ぶれ。2名とも「ビギナー選手を育てることは将来のSX競技の活性化に必要なんだ!」とこの仕事、快く引き受けて頂いた。
午前のトレーニングからかなり実戦的である。なかなかSXの大会コースで練習できる機会は少ないため、キャンパーも我先にと、1本でもたくさん滑りたいのであろう。コーチの「70%位で滑りましょう」という言葉がやたら目立ったがキャンパーはどう見ても95%位で滑っているのだ。
午後になりスタートゲートを使い、複数での滑走がメインとなってきた。同時に滑走シーンをビデオに撮影。
ウエーブ・バンク・キッカーなどセクション別に撮影して、トレーニング後のビデオミーティングでコーチから解説をもらうのだ。
初めての大会参戦なので、コーチからはコース滑走のことだけでなく、大会準備のこと・チューンアップ・ワックス・メンタル・駆け引き・コンディション・ルールなど自らの経験を生かし伝授してもらった。
1日で何本、コースを滑走しただろうか?1日でこんなにスノーボードクロス競技がレベルアップしていいのだろうか?
明日の体力は残っているのだろうか?様々な疑問と充実感を持って初日のキャンプは無事終了した。
前日以上に本日は快晴。大会参加者は70名程とアットホームなイベントになりそうだ。約半数は昨日のキャンプで腕を上げている。
9時から男子のインスぺクション・公開練習が始まった。
今回の勝ち上がりシステム、基本は4名出走2名アップのトーナメント方式。他の大会だと1度負けるとおしまいであるが、1回戦の敗者は裏トーナメントに進める方式。最悪でも2本は滑走できるのだ。ファイナルまでは5本も滑らなければいけない。また、公開練習の時間も十分にとってある。
さて、競技開始。その前に前走者の滑走。メンバーはまさにワールドクラス。千村格プロ・飯島耕二郎プロ・林勇輔元47インストラクターの3名。
ご覧の通り、スタート0.5秒後にはやはりオリンピック選手がボード半分のリードをしているのだ。
女子のスタートである。今日はこんなに良い天気。白馬ならではの光景である。競技は男子・女子・裏男子・裏女子と順調に消化。
男子の表ヒートはやはりレベルがハイ!!
皆さんビギナーなの?と疑いたくなるテクニシャンである。
スタート直後は3連ウェーブ。中・小・大のウエーブでいかに加速するかで、次のバンクへの侵入順が決まるのだ。
女子も激しい戦いが。ウエーブを超えバンクへ突入。このあとコースはルート5の立体交差上、ウオッシュボードから橋上キッカーとかなり忙しいぞ。
普段は初心者で賑わうルート5もこの通り、人工的な構築物とフラッグで作られたSXコース。左右に振られたコースはカービングテクニックと戦術で順位が決まる、まさにビギナーには持って来いのスリリングなコースレイアウトだ!
見事、女子優勝のS・ミカさん。奇抜なウエアーは人目を引き、ファイナルでは大接戦の末、ウイナーに。おめでとうございます!!
男子も終盤はこの通り、かっ飛び。コースを知り尽くしてきたので絶妙な駆け引きが見られ、抜きつ抜かれつの勝負である。